祖父が月曜日の夜に静かに旅立ちました。
看護師さんもいつの間に…というくらい穏やかでした。
大正生まれで戦地に赴いた経験もある祖父。
戦後は農業一筋で、頑張ってきました。
17年前に脳溢血で倒れてから、
半身麻痺となっても懸命に生きてきました。
今日告別式が終わり、ホッとしているところです。
寂しいことに変わりはないですが、
半身麻痺で辛い状況が長く続いていたので、
本人もやっと楽になれたかなぁという気持ちも少々。
全てが滞りなく終わり、帰宅するとティタティタが咲いていました。
「おおじいちゃん、おそらにたびしちゃったの?」
もうすぐ4歳の息子が、そんなことを言いました。
きっと、不自由な身体から解き放たれて、
空を旅しているんじゃないかなぁ。